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企業法務コラム
みずほと国際協力銀、中小の東南アジア進出を支援へ
みずほフィナンシャルグループ、国際協力銀行が中心になり、ASEAN諸国に進出する中小企業を支援するファンドを創設する。ファンドの規模は160億円程度を想定。みずほFGが100億円、国際協力銀行が数十億円出資、地銀等にも呼びかける等、他にも出資者を募るという。同ファンドが日系企業、合弁企業に出資するとともに、みずほ、地銀がこれに並行して融資を行う。1社への出資額は5~15億円、年間2~3件、出資期間は5年を想定。
※参考
2012年11月28日 日本経済新聞
「みずほと国際協力銀、中小の東南アジア進出へ基金 中国リスクに対応」
(評)
中国の次期主席は習近平に決まったが、常務委員7人のうち3人が江沢民派。元々習近平を引上げ、胡錦涛が推す利克強の対抗馬にしたて上げたのは江沢民。習近平は反日傾向が強い江沢民の影響が強く、今後もチャイナリスクは様々な形で表れてくるかもしれない。市場の巨大さから言って、中国の代わりになる国は見当たらないが、リスク分散と低賃金を求めて東南アジアに進出する企業はどんどん増えて行くだろう。
法律事務所ホームワン 代表弁護士 山田冬樹
2012年11月30日
法律事務所ホームワン