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企業法務コラム
中国、地方政府向け融資が不良債権化に直面
中国の週刊誌、新世紀周刊は、中国の銀行が地方政府の資金調達団体に行った融資7兆6,600億元(1兆1300億ドル)の約23%がデフォルト(債務不履行)リスクに直面しているが、地方政府のプロジェクトのうち、27%は返済に必要なキャッシュフローを生み出していると報道した。
国務院(日本の内閣に相当)は、地方政府の資金調達団体の管理強化を命じており、現在、複数の関係機関が具体的な方法を検討しており、さらに中国政府は返済可能な27%を、計画している資金調達団体の整理の対象外とする見通しである。
しかし、投資家の間では、厳しい対策が導入され、プロジェクトが中止に追い込まれると、不良債権が拡大するのではという懸念が出ている。
※ 参照ニュース
7月27日 プレジデント・ロイター
「リスクの高い地方政府向け融資、すべてが焦げ付くわけではない=中国規制当局」
7月30日 プレジデント・ロイター
「中国の地方政府向け銀行融資、一部は整理対象外に=関係筋」
2010年08月30日
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