企業法務コラム

8月の非農業部門雇用者数、減少

9月3日、米労働省が8月の雇用統計を発表した。非農業部門雇用者数は引き続き減少したが、予想よりも小幅にとどまった。

発表された雇用統計によると、非農業部門の雇用者数は前月比5万4000人減少した。これは、ダウ・ジョーンズ経済通信がまとめたエコノミスト予想の11万人減は大幅に下回った。一方、失業率は予想通りの9.6%に小幅上昇した。

今回の雇用統計を受けて、米連邦準備制度理事会(FRB)と米議会が労働市場の一層のてこ入れに向け一段の政策を取るようますます圧力が高まっている。

※ 参照ニュース
9月4日 ウォールストリートジャーナル
「8月の民間部門雇用者数6.7万人増-雇用統計」

2010年09月09日
法律事務所ホームワン