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企業法務コラム
東商、企業庁のFS支援事業修了者に対する継続支援を実施
東京商工会議所は、海外展開を希望する中小企業に対するフォローアップ支援活動を拡充する。東商の中小企業国際展開アドバイザー制度を活用し、中小企業庁のFS(事業化調査)支援事業修了者に対する継続支援を実施する。また、海外現地事情視察会参加者に対する事後サービスも行う。これにより、2013年10月までに累計100件以上の相談支援実績達成を目指す。
※参考
2012年11月21日 中小企業基盤整備機構 J-net21
「東商、企業庁の海外展開FS支援修了者の継続支援を実施」
http://j-net21.smrj.go.jp/watch/news_tyus/entry/20121121-09.html
(評)
中小企業庁が実施するFS支援事業は、12年2月の1次募集で50社に対し250社が応募、8月の2次募集でも50社に対し150社が応募と人気が高い。事業期間は1年限りでその後の対応をどうするか課題となっていたため、FS終了後、東商の中小企業国際展開アドバイザー制度にバトンタッチすることになった。
中小企業国際展開アドバイザー制度は、海外展開に問題を抱える中小企業に対して、登録する210社の国際展開アドバイザーを紹介する制度。11年10月からスタートし17社の相談を延べ55回受けている。
法律事務所ホームワン 代表弁護士 山田冬樹
2012年11月22日
法律事務所ホームワン