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企業法務コラム
「社会貢献で商品選ぶ」消費者の79%
米調査会社ニールセンが実施した「企業の社会的責任(CSR)についてのグローバル調査」では、高くてもCSRに配慮した企業の製品を買うと答えた人の割合はフィリピンが79%と最多で、日本(33%)の2.4倍だった。
価格よりもCSRを重視する人の割合はベトナム、タイも7割を超えた。
※参照
2014年7月19日 日本経済新聞
「「社会貢献で商品選ぶ」 比、消費者の79%」
(評)
日本の消費者は、製品の善し悪し、価格には敏感だが、その背後にある企業の姿勢には無頓着だ。欧米では、途上国で生産される製品が少年労働によるものであることが分かると、マスコミに猛然と叩かれるが、日本ではそういう話は聞いたことがない。
グローバルというとき、経済面だけに目を奪われがちだが、精神面、文化面等にも配慮しないと、日本は世界から置いていかれることになる。
法律事務所ホームワン 代表弁護士 山田冬樹
2014年08月05日
法律事務所ホームワン