お客様からのご意見・ご指摘

家族に秘密だったのに書面が自宅に届いた

K.I.様(仮名)

当事務所の対応

「家族に秘密で手続きを依頼したのに、自宅に裁判所から書類が届いた。裁判所から書類が届くのであれば、事前に教えてほしかった。」とご連絡をいただきました。

お客様相談室より

一部の貸金業者からはお客様宛に書面が送付されてしまうことがございます。その旨、ご依頼の際にお伝えしております。

今回、自宅に届いた書類について、お客様に確認したところ、当該書類は当事務所がお客様の自宅に発送した書類ではなく、貸金業者が調停申立を行ったことによる、裁判所からの呼出状であることがわかりましたので、その旨、事情を説明させていただきました。 また貸金業者が調停の申立てを行うかどうかについては、当事務所で事前に把握することは困難であり、事前に連絡ができない事情を説明し、ご理解いただきました。なお、書類を当事務所に郵送していただくように、ご案内いたしました。

お客様にはご迷惑をおかけし、大変申し訳ございませんでした。 現在、貸金業者の経営状況は、軒並み悪化しており、貸金業者によっては過払金額を大幅に減額してほしいと求めてくることがあります。 その関係で、現在、貸金業者によっては、弁護士が介入しているのにも関わらず、お客様に対し、調停申立を起こし、お客様ご自身に対し、減額を求めてきているケースが増加しております。なお、調停や裁判を申し立てることは、国民の権利であり、これを止めろということはできません。 当事務所では、現在、ご依頼を受ける際には、上記のように貸金業者が調停申立を行う可能性について、お客様に事前にご説明させていただき、ご理解いただいております。

※ 掲載しているご意見・ご指摘、当事務所の回答は掲載当時のものです。掲載後、運用など変更している場合があります。

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